膵臓の分泌液
膵臓の腺房中心細胞と膵管細胞からは、水分と電解質が分泌されます。消化酵素と水分、電解質が混じってやっと膵液となるのです。なぜ、電解質が必要となるかというと、pH値をアルカリ性に維持するために必要だからです。
消化の際に、胃液によって食物はpH値が酸性になっています。それをアルカリ性である膵液が中和するはたらきがあるのです。もう少し詳しく説明すれば、膵臓の消化酵素がはたらくための条件として、pHが7以上でなければならないのです。膵臓の機能がうまく働かず、膵液の分泌が低下する慢性膵炎という膵臓の病気をもたれている方に消化性の潰瘍が多いのも、このような膵臓の中の膵液の調整機能と深く関係していると考えられているのです。
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